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物理学校―近代史のなかの理科学生 (中公新書ラクレ)価格: 924円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 戦前の理系中等教員供給装置としても機能していた東京物理学校。その開校から維持にまつわるドラマが本書の醍醐味となっている。学校沿革史にはないわかりやすい表現が読みやすい。筆者の出身校である東京理科大学の物語のため、熱い思い入れが感じられる。 |
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新しい理科の教科書 親子でひらく科学のとびら 小学6年価格: 1,260円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 小中学校を見通した理科テキスト「新しい科学(理科)の教科書」シリーズの一冊です。
子ども向けの本という体裁をとっていますが、その中身は「義務教育の理科で本来身につけさせたいはずだった技能や思考力を育てるためには、このような内容・手順が必要なのでは」という提言になっています。「教科書」というよりは「現場(に近い立場)の提案」として、子どもと関わる機会を持つ多くの人が「子どもにとっての勉強の意味」を考えるきっかけとして手にとって欲しいと感じました。
現在の学校教科書が、「ゆとりの創出」の名のもとに(実際には総合学習などが色々と詰め込まれ、「ゆとり」は出 |