センター漢文満点のコツ (赤本ポケット)価格: 924円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
センター向けと限定せずに漢文読解のマニュアル書として広く使えます。
前半の句法部分は早覚え速答法には適わないです。が、後半の読解法が使えます。
漢文の構造を英語文的にとらえるというのはやはり有効な方法で、過去問を
例題にして実践的な演習を進めることが出来ます。
満点をねらえ、という姿勢が良いですね。
難点は版形です。縦長ハンディーサイズは電車読みには向きますが、机に置いて
やる場合にはずっとページを押さえとかなきゃならないので困ります。ベストセラー
を狙うには支障が無 |
漢文研究法 改訂版価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 このような正統派参考書が生き残っていること自体うれしいです。
大学受験でははるかにオーバースペックですが、チャレンジしてほしいですね。 |
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中国語翻訳作法―文の理解から訳出のプロセスまで価格: 2,310円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 ブログで評判が良かったので読んでみました。
根本的な発想の違いという、中国語ネイティブでなければ書けない内容が満載なことはもちろん、
中国語からみた日本語への洞察が鋭く、感心しながら読みました。
恐らく、日本語を訳そうとしたとき、翻訳先がどの言語でも同じところで
ひっかかると思います。ですので、中国語以外の外国語を勉強している人にも役に立つ内容だと思います。 |
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センター力UP!はじめからわかる漢文 (センター力UP!はじめからわかるシリーズ 5)価格: 1,155円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 普通の予備校、塾講師なら誰でも知っている、基本的な解法をあたかも自分の解法(本書では工藤方式と勝手に名付けいる)のように振る舞っている著者の態度が非常に不快だった。そこは抜きにしても本書には疑問な点がいくつもの見られる。 まず『はじめからわかる?』と題しておきながら、例題に訳を載せず、訳が苦手な人には解けないような問題を平然と載せている。(文脈から判断する例題が多く、またその根拠となる本文を載せていないものが多い) さらに歌が付いてるのだがなんせ曲数が多い(21曲)ので、ただでさえ時間がない受験生が果たしてこんなに歌詞を覚えられるのかは疑問である。 また、置き字 |
古典漢文の基礎価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 書名の通り漢文を基礎から学べる参考書です。
冒頭、漢字とその文についての解説から入り、要を得て簡潔、
語順、省略、句形ほか、漢文一般の語法までを纏めています。
以下応用演習問題も多岐に亘り、文学史・思想史にも自ずと
理解の及ぶ様に構成されているので、この一冊を終える頃には
相当の古典漢文の知識が身に付くでしょう。
昨今の受験参考書と比較するとかなり硬派、社会人になって
改めて漢文を学びたい人にもお薦めです。 |
センター試験必勝トレーニング国語〈古文・漢文〉価格: 1,050円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 古文・漢文それぞれ6セットずつ、センター型の問題を収録。 本番の試験より問題がむずかしめでコッテリとしている。 実戦に強い演習書である。 古文も漢文も、問題ごとに語句の説明がついている。 ところどころに、センター必勝マニュアルとのリンクした説明がある。 2色刷りで見やすい。問題文にも番号が振ってあるので、 訳を確認するときに読みやすい。 |
漢詩のこころ 日本名作選 (講談社現代新書)価格: 798円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 著者の「漢詩のたのしみ」は中国の漢詩が中心であったが、本書は
日本の漢詩中心で古代から近代までカバーしており日本史も学ぶこと
ができる。漢詩を通じて菅原道真、乃木希典らの人となりも見えてく
る。ただ見えてくるのではなくその心境を共有することさえ可能で
ある。日本人にとって漢詩とはそういうものであった。筆者のような
素人も漢詩に親しみを感じさせてくれる好著である。 |
漢文力 (中公文庫)価格: 720円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 本書は、著者の大学での「中国文学」講義を基にしているが、ただ有名な漢文を紹介するだけではない。漢文を読むことによって著者はその思索を森羅万象へと向ける。いわく自分とは何か、人の生と死について、死後の世界はあるか、宇宙について、暗黙知について、政治・戦争について……、高みに登って時空の無限を達観し、ちっぽけな自分の存在が悲しくなるのが漢文学の伝統だというユーモアもグッド。
さらに、所々にデザートのように添えられた、金子みすゞのやさしい詩がよい口直しになっている。全体を通してゆっくりと味わいながら読みたい文章だ。それにしても本書に掲載されている漢文の過半が、紀元前の |
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