性犯罪研究 (日本比較法研究所研究叢書)価格: 3,675円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 犯罪学の権威である著者の最新刊です。今回は日本に最近増えつつある性犯罪について考察がなされています。まえがきにあるとおり、体系書ではありませんが、犯罪学、性犯罪に関心のある読者にも読めるようになってあります。日本の性犯罪に関する様々な取り組みと欧米やオーストラリアなどの性犯罪者に対する処遇についても言及がなされています。今日多くなってきている性犯罪について考えるにはもってこいの本だと思います。この本を読めば日本の性犯罪者に関する更正プログラムが海外に比べて遅れている点がハッキリと判ります。犯罪学の第一人者の著書なので、読んで損はありません。 |
三位一体モデル TRINITY価格: 1,260円 レビュー評価:3.5 レビュー数:14 持ち歩けるように薄くてもいいと思ったと製作者が前書きで言っているが、持ち歩かないでしょう。帯でタモリが言ってるように30分で読めちゃう内容なんだから。
その薄さにしては高い。
それに星1つの評価の方の言うとおり、何でも無理やりこのモデルに当てはめてるだけ。しかも付録の座談会に参加している人たちのなかにはどう考えてもキリスト教の三位一体の聖霊には当てはまらないものを当然かのように当て嵌めて疑いもしてないように見える人がいる。
とはいえこの座談会で製作者たちが中沢モデルの何を面白がっているのかはよくわかった。このモデルにスポーツを当て嵌めたのはとっても面白かっ |
自衛隊ナース物語―自衛隊中央病院高等看護学院価格: 1,890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 世の中にこんな看護学校があったなんてって感じです!!ふつうの看護学校では経験できないことを自衛隊の看護学生は経験し、三年間の厳しい訓練と教育を受け、自衛官として、看護師として各病院へと巣立っていく。本を開くと10代の若い少女たちのがんばる姿がそこにあります。見てみてください。 |
アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで (中公新書)価格: 798円 レビュー評価:3.0 レビュー数:11 文系の著者がかなり各論的に書いているため、分野が違うと、かなり合わなかった。ただし、途中にはさまれている、「精神衛生の?」というコラムは、数ページに渡って、過酷な環境で勉学や研究に励む留学院生に、精神面でのアドバイスを送っていて、誰であろうと読む価値はある。 |
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潰れる大学、潰れない大学 (中公新書ラクレ)価格: 756円 レビュー評価: 3.5 レビュー数:2 私がこの本を買った理由は、多くのアンケート調査結果が掲載されていることです。 ここ数年大学や教育に関する書物が多く出ています。大きく大別すると、「〜しなければ成らない」という概念論と、「他大学では〜している」という方法論をテーマにした書物が多いようです。 が、実際のところ何が正しいのか見分けがつきませんし、もし正しい方法があったとしても大学の状況によって形は変るものだと思います。 つまり、自大学に何が求められているのかという仮説をたて、それを満たす取り組みを行い、その取り組みが正しいかどうかを検証するというサイクルを繰り返す必要とするということです。このとき、この本の中 |
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徹底検証 大学法人化 (中公新書ラクレ)価格: 882円 レビュー評価:3.5 レビュー数:5 350 ページをこえる,新書としては大作である.大学法人化へのみちすじを行政改革とグローバル化,筑波大学の設立,東大医学部紛争にまでさかのぼって検討している.
行政改革とグローバル化はまだそれほどとおい過去のことではないが,筑波大学が設立された時代にはまだ私にはその背景がよく理解できていなかった.当時は上からの改革ということで反感をもっていたが,この本を読むことで,あらためて改革の必要性を問いなおすことができた.しかし,著者は筑波大学の改革が結局は挫折し,従来の大学にもどってしまったと書いている.
法人化に関してはこの本が書かれたのはまだ進 |
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